大会長挨拶

大会長 古谷野 潔

第38回日本歯科医学教育学会総会および学術大会 
大会長 古谷野 潔 
(九州大学大学院歯学研究院口腔機能修復学講座 教授)

このたび,「どげんする?今、求められている歯科医学教育の変革」をテーマに,第38回日本歯科医学教育学会総会および学術大会を2019年7月19日(金)・20日(土)に,パピヨン24ガスホール(福岡市博多区)にて開催させていただく運びとなりました.

我が国における歯科医学教育は,モデルコアカリキュラムの策定,臨床実習開始前の共用試験の導入,診療参加型臨床実習の充実,歯科医師臨床研修の必修化などに伴い,これまで大きな変革を遂げてきました.しかし今後もさらに,歯学教育分野別認証評価,臨床実習終了後の臨床能力試験等のトライアル・本格実施,スチューデント・デンティスト制度の導入など歯科医学教育に関するさらなる変革の波が押し寄せています.
 また,我が国は世界に例を見ない超高齢社会となり高齢者対応型医療への変革が求められ,地域包括ケア,医歯連携,他職種連携なども見据えた超高齢社会に対応した歯科医療を実践できる人材の養成が求められています.
 こうした状況を踏まえ,「どげんする?今、求められている歯科医学教育の変革」をテーマに掲げ,特別講演には九州大学が世界に誇る久山研究を推進しておられる九州大学医学研究院の二宮利治教授をお招きし「食事と認知症の関係」について講演いただきます.また,大学間連携,学部間連携などの連系教育に関するシンポジウムを始め,今求められている歯科医学教育に関する企画を計画しています.
 本大会を今後の歯科医学教育についての情報交換,意見交換の場としてご活用いただき,今後の歯科医学教育の発展・充実へと繋げていただきたいと願っております.

第38回大会開催時は,博多山笠が終了し,博多は梅雨明けを迎える頃です.今回の会場は,福岡市内からの地下鉄でのアクセスも良く,多くの方に参加いただける立地です.また,懇親会会場は中洲に位置しており二次会にも便利な場所にて開催いたします.学術大会の学術面とともに梅雨明けの福博の街も楽しみの一つに加えていただけるものと存じます.
 会員はもとより,多くの歯科医学教育関係者の皆様の本大会へのご参加を心よりお待ち申し上げます.